「マルカン保温電球カバー付き20W」 を本音レビュー!

マルカン保温電球カバー付き20 冬でもぽかぽか 飼育グッズ

セキセイインコの寒さ対策してますか?

セキセイインコは寒いのが苦手です。寒さで凍える前に、ペットヒーターを用意しましょう!

というわけで、今回紹介するのは 「マルカン保温電球カバー付き20W」。

カバーの中に電球をはめて使用するペットヒーターで、電球は20W ~60Wまであります。

電球タイプなので取り付けは簡単ですが、いざ買おうと思うと

・どのワットがいいのか

・安全性は大丈夫なのか

迷ってしまいますよね。

この記事の内容

「マルカン保温電球カバー付き20W」 を選んだ理由

実際に使ってみた感想

メリット、デメリット

口コミ

そこでこの記事では、セキセイインコ飼育歴6年の私が 「マルカン保温電球カバー付き20W」 を

選んだ理由や実際に使ってみた感想など、メリット、デメリットも含めてお伝えしていきます!

「セキセイインコの飼い方を知りたい!」 という方は 【初心者向け】セキセイインコの飼い方を徹底解説|基本のお世話がわかる! をご覧ください。

「セキセイインコの飼育に必要なグッズを知りたい!」 という方は 初心者必見!】セキセイインコの飼育に必要なグッズを徹底解説! をご覧ください。

商品を選んだ理由

ペットヒーターを設置したケージで暖かそうにしているセキセイインコ

とにかく 「ケージ全体を暖めたい!」 と思いまして、

➀ケージ内に設置できる
②イタズラしまくっても丈夫で安全
③電気代の負担が少ない

これら3つを満たしたのが 「マルカン保温電球カバー付き20W」 でした。

それぞれ詳しく解説していきますね。

➀ケージ内に設置できる

冬に部屋を換気したり暖房を止めて外出したりしても、ケージ内が暖かければセキセイインコが寒さで凍えることはないだろう考えました。

②イタズラしても大丈夫で安全

セキセイインコはかじります。

かじってかじってかじりまくっても、丈夫で壊れない安全なものが安心です。

③電気代の負担が少ない

値上げ値上げの今、

毎日使うからこそ電気代の負担は最小限に抑えたい…。

商品の基本情報

マルカン保温電球カバー付き20w

冒頭でもお伝えしましたが、 「マルカン保温電球カバー付き20W」 は熱を放射する電球型のヒーター。

スチール製のカバーで電球が保護されているタイプのペットヒーターです。

まず、商品の基本情報を解説します。

外観

カバーの表面はつるつるしていて光沢があります。

サイズ・重さ

サイズはφ60㎜×高さ133㎜。

φとは

「直径」という意味で使われる記号。

「ふぁい」や「まる」と読む。

電球をはめて計ってみたところ、重さは298gでした。

コード

コードの長さは約143㎝。

保護コイルが取り付けられていて、かじっても大丈夫な仕様になっています。

電球

電球は割れにくいコーティングがされているようですが、ぱっと見ただけではわからないです。

触ると滑りが悪い感じがするので、多分それがコーティングなのかなと…。

サイズはφ48㎜×高さ110㎜。

綿棒と比較するとこのくらい。

重さは25gと軽く、手に持った感じもかなり軽いです。

割れにくいコーティングがされてるとはいえ、落としたら割れる気しかしない…。(落として試す勇気はなかったです…。)

使用感

ケージの網に取り付けたマルカン保温電球カバー付き20w

実際に使用してみた感じは、

➀電球をはめる際、フタの脱着が簡単
②ケージに設置しやすい
③カバーの温度は少し熱いと感じる温度
④ケージ内の温度は室温+1℃~2℃くらい

1つずつ解説します。

➀電球をはめる際、フタの脱着が簡単

フタがきつくて開かないのって地味にイラつくところですが、この商品は回せばすぐにカパッと開いて電球をはめることができました。

フタをはめてからも外れやすいということはなく、しっかりしたつくりで安全に使用できています。

②ケージに設置しやすい

設置用のフックは比較的柔らかく、針金のように曲がるため設置しやすかったです。

③カバーの温度は少し熱いと感じる温度

電源を入れるとゆっくりと温度が上がってきます。温度が上がりきった頃に触ってみると、カバーの表面は少し熱いと感じる温度。

触たらすぐにやけどするような、高温ではありません。

④ケージ内の温度は密閉しないと室温+1℃~2℃くらい

カバーの使用感がよくても、ケージ内が温まらないと意味がありませんよね。

そこで実際のケージ内の温度を調べてみました。

ケージ内の温度が22.4℃の状態からヒーターのスイッチをオンにすると、

30分後の温度は23.2℃(写真左)

温度があまり上がらないので、タオルで覆い30分後には25.0℃(写真右)

ケージが密閉されていないためか、タオルで覆ってもメーカーが掲げる室温+4℃には届かず。

そこで、気泡緩衝材(いわゆるプチプチ)で覆ってみました。

30分後には25.6℃

ケージ内の温度変化
  • 何も覆わない➡室温+0.8℃
  • タオルで覆う➡室温+2.6℃
  • 気泡緩衝材➡室温+3.2℃

調べた結果、メーカーが掲げている 「密閉した状態で室温+4℃」 という値には届かなかったものの、ケージを覆えば20W電球でもそれなりに暖まることがわかりました。

ただし我が家のケージは天井、前面、後面の3面がクリアーパネルで覆われています。

全面が網タイプのケージより保温力があるため、温度が高くなった可能性があります。

お手持ちのケージの温度があまり上がらない場合は

・ケージの周りをタオルなどで覆い、なるべく密閉状態に近づける
・室温が下がりやすい夜中は、さらに保温力のあるのもので覆う

などの対策が必要になるかもしれません。

商品のメリット

ケージの正面から見たマルカン保温電球カバー付き20w

使用してみたところ 「マルカン保温電球カバー付き20W」 のメリットは、

メリット➀ケージを圧迫しない大きさ
メリット②誰でもすぐに理解できる仕様
メリット③安心して外出できる
メリット④長く使える
メリット⑤電気代の負担が少ない

この5つです。

詳しく解説しますね。

メリット➀ケージ内を圧迫しない大きさ

我が家のケージサイズは約35㎝×35の㎝セキセイインコを飼うときの一般的な大きさです。

この広さのケージに設置しても圧迫感はなく、セキセイインコも窮屈そうにしていません。

メリット②誰でもすぐに理解できる仕様

➀カバーのフタを外して中に電球を取り付ける

②ケージの網にひっかける

③網からコードをとおしてスイッチオン

誰でもすぐに理解できて簡単な仕様なところがいいですね。

メリット③安心して外出できる

部屋の温度が低くなってもケージ内はヒーターで保温できでいるため、寒い季節でも安心して外出できるようになりました。

メリット④長く使える

フンなどで汚れてもカバーの表面がつるつるした素材なので拭くだけできれいな状態をキープできています。

さらにカバーはスチール製の頑丈なつくりで、かなり長く使えています。(7年目突入)

電球は切れたら交換ですが、我が家は

春、秋(3月、4月 10月、11月)…夜~朝までつける
冬(12月~2月)…1日中つけっぱなし

※東北地方です。

以上のようなサイクルで使用して、3シーズンは切れずに使えました。

電球がいきなり切れるというよりは、ヒーターの表面は温かいのにケージの内の温度が上がらなくなってきたので交換しました。

よりどり
よりどり

電球はいきなり切れると思っていたけど、徐々に弱っていくこともあるみたいです。

メリット⑤電気代の負担が少ない

電気代は、電力会社の料金プランや使用状況にによって変わってくるのであくまで目安ですが、

27円/kWhで計算すると、

20W/1,000=0.02kWhなので、

0.02kWh×27円/kWh=0.54円になります。

1時間あたり0.54円で計算すると、

24時間で12.96円

30日フル稼働しても388.8円です。

よりどり
よりどり

20W電球は電気代の負担が少ない!

商品のデメリット

ケージの横網2段目に取り付けたマルカン保温電球カバー付き20w

使用してみて感じたデメリットは、

➀スイッチがない 
②取り付ける高さが限られる 
③温度調節機能がない

この3点。

それぞれ解説しますね。

デメリット➀スイッチがない

「マルカン保温電球カバー付き20W」 にはオンオフが自由にできるスイッチはついていません。

・日中暖かい時間帯はオフ
・夜冷えてきたらオン

といったことをしたいなら、いちいちコンセントからプラグを抜いたり挿したり…面倒です。

そこで、スイッチタイプの延長コードでこまめにオンオフできるようにしてみました。

好きなときに手軽にオンオフできていい感じです!

デメリット②取り付ける高さが限られる

暖かい空気は上にたまります。

ヒーターを低い位置に設置して、効率よく温めたい!と思いましたが、

我が家のケージはヒーターを設置できる横網が3段しかありません。

縦長なこの商品は、低い網に設置すると床に接して浮いてしまうのです。

仕方なく中段の網に設置し、温度計をヒーターよりも低い位置に設置して観察。

ヒーターは写真の位置でもケージ内は25℃以上になりました。

デメリット③コンセントプラグが網をとおしにくい

ヒーターをケージに設置する際、ケージの中から網の間をとおしてコンセントプラグを外に出すのですが、

網の幅よりコンセントプラグの方が大きいのでとおしにくい…。

網を広げるために少し力が要ります。

力技で網を広げればコンセントプラグは無事通過できたものの、

指が痛くて少しモヤっとしました。

デメリット③温度調節機能がない

「マルカン保温電球カバー付き20W」は自動温度調節機能はありません。

なので、一定の温度をキープしたいなら別売りのサーモスタットを購入しないとできません。

とはいえ、我が家はサーモスタットなしでやれています。

真冬の日中は気泡緩衝材(プチプチ)でケージを覆って(写真左)

夜はさらにケージカバー(遮光カーテンで代用)を2枚かけていました。(写真右)

この状態で朝を迎え、ケージの温度を見てみると29℃とか30℃。(室温は12℃くらいで)

もっと保温力のあるものでケージを覆ったり室温が高かったりすれば温度が上がるかもしれませんが、

気泡緩衝材(プチプチ)とケージカバー(遮光カーテン)2枚程度でセキセイインコが熱中症になるほどの高温にはならなかったです。

よりどり
よりどり

20W電球は温度が上がりすぎないのでサーもなしで使っています。

口コミ

マルカン保温電球カバー付き20Wの口コミで気になる投稿がありました。

40Wだと大きすぎるというもの。

商品サイズを調べたところ、

20W…φ60㎜×高さ133㎜

40W…φ75㎜×高さ170㎜

と、やはり40Wの方が大きいです。

ケージが大きくて広いなら40Wでもよさそうですが、標準サイズのケージの場合はケージ内が狭くならない20Wの方がいいのかなと思います。

よりどり
よりどり

投稿にもあるように、サイズが大きいと怖がるかもしれませんしね。

「マルカン保温電球カバー付き20W」レビューまとめ

この記事では 「マルカン保温電球カバー付き20W」 をレビューしました。

「マルカン保温電球カバー付き20W」 は、

・ケージを圧迫しない大きさ
・誰でもすぐに理解できる仕様

・安心して外出できる
・長く使える
・電気代の負担が少ない

など、セキセイインコの冬の保温や体調不良時にちょうどいいペットヒーターだと感じました。

デメリットはあるものの、どれも解決できたことばかりだったので、

セキセイインコの寒さ対策には 「マルカン保温電球カバー付き20W」 がおすすめです。

タイトルとURLをコピーしました