セキセイインコの性別は、ペットショップで購入する時点ではほぼ教えてもらえません。
なので、飼育しながら自分で判断するしかないのが実情。
いずれは訪れる発情期の対応も性別によって違います。
なので、性別は知っておいて損はありません。
この記事では、 「セキセイインコの性別の見分け方」 を、初心者でもわかりやすいよう成長段階・種類別に解説していきます。
記事の後半では、どうしても判断できないときの見分け方も解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
セキセイインコの性別は見分けにくい?

セキセイインコの性別は主に 「ろう膜」(鼻)の色で見分けることが可能です。
とはいえ、通常の性別の見分け方が当てはまらない品種もいるため注意が必要です。(のちほど解説します)
そもそも、自分のセキセイインコがどの種類なのかわからないという方は、以下の記事も参考にしてみてください。
▶【写真つき】セキセイインコの種類14選!初心者におすすめの種類とは?
セキセイインコの 「ろう膜」 での性別の見分け方

セキセイインコの性別の見分け方で一番わかりやすいのが 「ろう膜」 (鼻)の色です。
セキセイインコは成長とともにオスとメスで 「ろう膜」 の色に違いがでてきます。
まずは、雛の 「ろう膜」 の違いから見ていきましょう。
雛の 「ろう膜」 の違い

雛は、生まれてから1か月頃までは 「ろう膜」 の色に違いがなく性別が見分けにくいです。
しかし、生後3か月もするとオスとメスで徐々に違いがでてきます。
写真のように、オスもメスも薄いピンク色ですが、メスは鼻の穴の周りに白っぽいリングがあるのが特徴。

とはいえ、生後1か月くらいでも違いがわかる場合も。
実際、生後1か月くらいのポフくんは、ほかの子よりもピンク色が強くて白いリングがなかったので、オスじゃないかと予想できました。(実際、オスでした)
次に、成鳥の 「ろう膜」 の違いを解説します。
成鳥の 「ろう膜」 の違い

セキセイインコは生後6か月以降になると、写真のようにオスとメスで 「ろう膜」 の色にハッキリ違いがでます。

オスは青色、メスは白色。
ここまでハッキリ違うとわかりやすいですね~。
さらにメスは発情すると 「ろう膜」 が茶褐色でカサカサになってきます。
発情期については、長引くとセキセイインコの体の負担にるため別記事で詳しく解説しています。
▶セキセイインコの発情期はいつまで続く?長引く原因と対策5つを解説
性別の見分けが難しい品種

セキセイインコの中には以下のようにオスとメスで 「ろう膜」 の色に違いが出ない品種もいます。
これらの品種は、生後6か月過ぎてもオスの 「ろう膜」 の色が青みがかってきません。
「ろう膜」 の色での違いがわかりにくいので性別を見分けるのは難しいです。
セキセイインコにはさまざまな種類があり、品種によって性別の見分け方も異なります。
どんな種類がいるのか気になる方は、日本で流通している代表的な種類をまとめた以下の記事もぜひご覧ください。
▶【写真つき】セキセイインコの種類14選!初心者におすすめの種類とは?
「ろう膜」 以外で性別の見分け方

「ろう膜」 だけで見分けることができない場合、
なども照らし合わせると性別が見分けやすくなります。
外見による性別の違い
頭の形
頭の形は、比較する対象がいればこそ違いがわかるかもしれませんが、1羽だけだとわかりにくいです。
オス ➡ 丸みがある
メス ➡ やや平ら
オスメス関係なく個体差、ということもあるのであくまで参考程度に。
脚の色
脚の色は、個体によって違いがわかりやすい方で、性別を判断する材料としては 「ろう膜」 の次に有力。
オス ➡ 青みを帯びた色
メス ➡ 薄いピンク色

今まで飼った子たちも、確かに足の色はオスの方が青みを帯びていましたね。
ポフくんも少し青みがかっています。
外見の特徴だけでは個体差もあり、わかりにくい場合があるので行動や性格も照らし合わせて総合的に見分けると間違いが少ないです。
行動による性別の違い
セキセイインコは性別によって行動に違いがあります。
普段の行動で特に注目したいのはオスのお喋り。
オスはメスよりもお喋りが得意とされていて、 「ゴニョゴニョ」 と喋る気配がしはじめたらオスの可能性が高いです。
また、セキセイインコは生後6か月を過ぎると発情期が訪れます。
発情行動は性別によってハッキリ違いがあるため性別を見分けやすいです。
| オスの発情行動 | メスの発情行動 |
|---|---|
| 吐き戻しをする お尻をこすりつける 呼び鳴きが増える | 背中をそらせるポーズをする 狭い隙間に潜り込む 髪をちぎるなど巣作り行動 卵を産む |
性格による性別の違い
セキセイインコのオスとメスの性格の違いは以下のとおりです。
| オスの性格 | メスの性格 |
|---|---|
| 好奇心旺盛 積極的 甘えん坊 | 気が強い マイペース 縄張り意識が強い |
ただし、これらはあくまで傾向です。
性格は個体によっても違うため 「ろう膜」 の色や行動と照らし合わせて総合的に判断しましょう。
オス・メスでの性格の違いはあくまで特徴の一部です。
全体的な特徴を知ることで、より自分に合った飼い方が見えてきます。
セキセイインコの特徴については以下の記事で詳しく解説しています。
▶セキセイインコの特徴|性格・寿命・鳴き声を初心者向けにわかりやすく解説
どうしても判断できないときの性別の見分け方

「アルビノ」 「ルチノー」 「ハルクイン」 など 「ろう膜」 の色がわかりにくい品種は、性別を見分けるのが非常に難しいため、DNA検査が最も有効です。
誤って性別を思い込み飼育方法を誤ると、特にメスの場合は 「産卵トラブル」 につながることもあるため注意が必要です。
DNA検査(遺伝子検査)
DNA検査は羽や血液を送るだけで性別判定可能。
方法
インコの羽根や血液を採取し、検査機関に送付して判定します。
精度
ほぼ100%に近い正確性で、雛の段階からでも判定可能です。
費用の目安
一般的に3,000〜6,000円程度。
以下のように、インターネットで申込できる検査サービスもあります。

換羽で自然に抜け落ちた羽だけで鑑定可能。
無理に羽を抜かなくていいところがスゴイ!
メリット
外見に頼らず確実にセキセイインコの性別がわかるため、繁殖を考えている方や雛から性別を把握したい方に特におすすめ。
獣医師の鑑定
獣医師に診てもらえば誤判定のリスクを減らせます。
外見や行動観察のプロによる判定
経験豊富な獣医師であれば、外見や行動から性別を高い精度で判断できます。
健康チェックと合わせられる
診察時に一緒に健康状態を確認できるため、一石二鳥です。
DNA検査依頼も可能
動物病院によっては、そのままDNA検査機関に依頼してもらえるケースもあります。
まとめ : 性別は 「ろう膜・外見・行動・性格」 で総合的に判断。確実なDNA鑑定も手段のひとつ!
セキセイインコの性別の見分け方について解説してきました。
セキセイインコの性別は、生後6か月頃になると 「ろう膜」 の色で見分けることができますが、
- 外見
- 行動
- 性格
の違いも照らし合わせて総合的に判断することが大切です。
| 時期・種類 | オスの「ろう膜」 | メスの「ろう膜」 |
|---|---|---|
| 雛 | 判別不可 | 判別不可 |
| 幼鳥(生後3か月頃) | 全体が薄いピンク色 | 薄いピンク色 鼻孔(鼻の穴)の周りが白っぽい |
| 成鳥(生後6か月以降) | 青色 | 白色 発情期は茶褐色でカサカサ |
| ハルクイン ルチノー クレミノ アルビノ | 全体的にピンク色 | 白っぽいピンク |
| 性別 | 行動 | 性格 |
|---|---|---|
| オス | 吐き戻しをする お尻をこすりつける 鳴きまねが上手 | 好奇心旺盛 積極的 |
| メス | 背中をそらせるポーズをする 狭い隙間に入り込む 紙をちぎるなどの巣作り行動 卵を産む | マイペースで気が強い |
どうしてもわからないときや早く確実に知りたいなら、獣医師による診察もしくはDNA検査も手段のひとつです。



