セキセイインコの餌選びで、
「ペレットとシードどっちがいいの?」
「野菜やおやつはどこまで必要?」
と迷っていませんか?
餌は、自己流で選んでしまうと、栄養バランスの偏りや食べないトラブルにつながることもあります。
この記事では、セキセイインコの餌を 「主食・副食」 にわけて整理し、初心者でも失敗しない選び方とおすすめをわかりやすく紹介します。
記事を読めば、 「結局どれを選べばいいのか」 がハッキリして、あなたのセキセイインコに合った餌が選べるようになります。
セキセイインコの餌は3種類に分けられる

セキセイインコの餌は、
- ペレット(人工的に作られた総合栄養食)
- シード(自然の食生活に近い)
- 副食(野菜・おやつ・ボレー粉など)
の3種類があります。
1. ペレット(総合栄養食)
ペレットは、セキセイインコに必要な栄養がバランスよく配合された総合栄養食です。
主食として与えることで、栄養の偏りを防げるのが大きなメリットです。
近年は健康管理のしやすさから、ペレット中心の飼育を選ぶ方も増えています。
2. シード(自然の食生活に近い)
シードは、昔から主食として使われてきた穀物中心の餌です。
食いつきが良く、多くのセキセイインコが好んで食べるのが特徴です。
ただし、シードだけでは栄養が偏りやすいため、野菜やサプリメントなどで補う必要があります。
3. 副食(野菜・おやつ・ボレー粉など)
副食は、主食を補うために与えるものです。
ただし、副食だけで栄養を補うことはできません。あくまで 「主食の補助」 として考えることが大切です。
迷ったらこの選び方でOK

餌選びに迷った場合は、以下を基準に判断しましょう。
健康重視ならペレット中心
栄養バランスを重視するなら、ペレットを主食にするのが基本です。
ペレットは栄養素がたっぷり詰まっているため、必要な栄養を毎日の食事でしっかり補えます。
ナチュラルタイプとカラータイプがあります。
| ペレットの種類 | 特徴 |
|---|---|
| ナチュラルタイプ | 着色していないためフンの状態がチェックしやすい。 |
| カラータイプ | ぺレットが苦手でも、色に興味を持って食べるようになる効果がある。 フンに色がつくことがある。 |
粒の大きさは 「大粒・小粒・粉末」 タイプなどがあり、
によって向き不向きがはっきり分かれます。
| 粒タイプ | 向いている用途・ケース | 向いている性格・個体 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|---|
| 大粒タイプ | ペレット食に慣れている成鳥 シードから完全移行後 噛む力がしっかりしている個体 | 好奇心が強い 噛むのが好き 食べ物で遊ばないタイプ | 噛むことで満足感が高い 食べる速度がゆっくりで早食い防止 ペレット本来の形を保ちやすい | 砕いて落とす個体が多い 小柄な子は食べにくい 食べ残しが増えやすい |
| 小粒タイプ | 初心者のペレット導入 シードからの切り替え期 一般的な成鳥 | 慎重派 食にうるさい 小さくついばむのが好き | 食べやすく失敗が少ない 多くの個体が受け入れやすい 食べこぼしが比較的少ない | 丸飲みで満足感が低い場合がある 早食いになりやすい |
| 粉末タイプ | ペレット移行初期 病中・病後 老鳥・嘴が弱い個体 | 警戒心が強い 噛むのが苦手 ペレット拒否が強い | シードや水に混ぜられる 食べやすく体力低下時に便利 ペレット移行の導入に最適 | 食感がなく満足感が低い 粉が飛び散りやすい 単体給餌は好まれにくい |

とはいえ、ペレットは警戒してなかなか食べてくれない子多いんですよ…。
その場合は、以下の記事を参考にしてみてください。
▶セキセイインコがペレットを食べない理由と対処法|切り替えを成功させるコツ
食いつきを優先するならシード併用
「ペレットを食べない」 「食欲が落ちている」 という場合はシードを併用するのも有効です。
食べることを優先すべき場面では重要な選択になります。
シードは、
といったことから嗜好性が高く、ストレス軽減や食欲サポートに役立ちます。
一般的なシードは、
の4種類が配合されていて、皮つきと皮むきタイプがあります。
| シードの種類 | 特徴 |
|---|---|
| 皮つき 混合シード | 皮むきより若干栄養価が高い くちばしで皮をむいて食べることでストレス解消にもなる |
| 皮むき 混合シード | 栄養価は皮つきよりやや劣るので副食で補う必要がある 食後に皮が残らないのでケージの周囲が汚れない |

皮付きか、皮むきかは以下の表を見て、セキセイインコの体調や目的によって選びましょう。
| シードの種類 | 向いている用途・ケース | 向いている性格・個体 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|---|
| 皮付きシード | 健康な成鳥の日常食 噛む力がしっかりしている 暇つぶし・ストレス発散 | 活発 噛むのが好き フォージングが得意 | 皮をむく行動でくちばし・脳を使う ストレス解消になる 酸化しにくく保存性が高い | 食べた量が把握しにくい 皮のゴミが多い くちばしが弱い個体には負担 |
| 皮むきシード | 幼鳥・老鳥 病中・病後 体重管理や投薬時 | 慎重派 噛む力が弱い 食が細い | すぐ食べられて体力消耗が少ない 食べた量を把握しやすい 薬・サプリを混ぜやすい | 早食いになりやすい 噛む刺激が少ない 酸化しやすく傷みやすい |
初心者は併用スタートが安心
最初からどちらかに絞るよりも、
というように、 「ペレット + シード」 の併用からはじめると安心です。
ペレットが正解でシードはNGというわけでもないので、それぞれの特徴を生かしつつ状況に応じて使い分けながら徐々に調整していきましょう。
| 状況 | おすすめ |
|---|---|
| ペレット移行期 | 皮むきシード少量 +ペレット |
| ストレスが多い時期 | 皮付きシードで噛む行動を確保 |
| 老鳥・体力低下 | 皮むきシード中心 + 粉末ペレット |
セキセイインコにおすすめのペレット・シード9選
ここでは、主食として使いやすいおすすめの餌を紹介します。
おすすめペレット
➀黒瀬ペットフードの 「黒瀬ペットフード NEO」 お試し30g
このペレットは、 優れた栄養バランスで長く健康的な生活を送れるよう
「オウム目、スズメ目の飼い鳥に推奨される飼料100gあたりの栄養含有量」
の栄養推奨を参考に、
- 動物医薬品メーカーと開発
- 国内製造品で無着色、保存料も不使用
というのが特徴のペレットです。
お試し30gなので、
「ペレットは初めてで、食べるか不安」
といった場合におすすめです。
②ZuPureemの 「FruitBlend Flavor」(フルーツブレンド フレバー)
ZuPreem(ズプリーム)は世界的シェアが非常に高いアメリカの人気メーカーで、中でも 「フルーツブレンド」 は人気No.1シリーズ。
このペレットの特徴はその名のとおり、 フルーツをブレンドしているのが特徴。
フルーツの香りで食いつきを良くするための工夫をしています。
なので、
「ペレットを食べてくれない」
という場合は一度は試してみたいペレット。
また、低脂肪、低鉄分、消化性にも優れていて、着色料は体内で吸収されず排便時に体外へ排出され安全な点も◎。
③キョーリンの 「KIRAPIPI」(キラピピ)
このペレットは、 「換羽」 と 「そのう」 「腸内環境」 の健康をサポートしているのが特徴。
機能性善玉菌 「ひかり菌」 を休眠状態で配合することで、 「腸内環境」 や 「そのう」 を健康に保ちます。
特に注目したいのが、換羽をサポートするという点です。
羽毛成分ケラチンの元となる良質なタンパク質を豊富に配合し、羽の再合成を助ける有機セレンを採用しています。
「最近羽の色艶がイマイチよくない」
と思ったら取り入てみたいペレットです。
換羽期は栄養不足や体調不良につながりやすいため、正しい対応などを以下の記事で詳しく解説しています。
▶これって換羽期?セキセイインコの羽が抜ける理由と正しい対応を解説
おすすめシード(皮付き)
➀ANIFの 「鳥さんのごはん」
このシードは、消化の悪いキビと、脂質が増えすぎないようカナリーシードを少なく配合しているのが特徴です。
消化性が悪いキビは、消化不良やメガバクテリアを起こしやすいため少なく配合。
獣医師さんも推奨しているのではじめて飼う場合でも安心して与えられる餌です。
②ナチュラルペットフーズの 「小鳥の食事」
このシードは、厳選された新鮮な種子をバランスよく配合しているのが特徴。
また、小鳥の健康を考え、ハチミツ・乳酸菌・オリゴ糖・カルシウムをプラスしていて栄養満点です。
栄養バランスの良いシードならこのシードがおすすめ。
③黒瀬ペットフードの 「小鳥の主食」
このシードは、国内で農薬を使用せず栽培・収穫されたアワ、ヒエ、キビの3種類をブレンドしているのが特徴。
キビは 「黄キビ」 と 「茶キビ」 の2種類を使用しています。
国内で栽培・収穫された純国産なので、
「外国産は心配」
とう方におすすめです。
おすすめシード(皮むき)
➀ナチュラルペットフーズの 「おいしい小鳥の食事 皮むき」
この皮むきシードは、アワ、ヒエ、キビ、カナリーシード、赤アワ、赤キビ、ボレー粉をバランスよく配合していて、カナリーシードと赤アワ、赤キビは皮つきなのが特徴。
皮をむいたアワにハチミツ・乳酸菌・オリゴ糖・カルシウムを添加。
皮付きシード同様、栄養バランスが良い餌としておすすめです。
②コーナンの 「小鳥のフード皮むきタイプ」
この皮むきシードは、アワ、キビ、ヒエ、カナリーシードを配合し、小鳥の嗜好性のためカナリーシードだけ皮を取り除いていないのが特徴。
窒素ガス充填により穀虫の発生やカビの発生の予防もしているため、酸化しやすく傷みやすい皮むきシードでも安心感があります。
③クオリスの 「セキセイインコ健康フード(皮むきシード)」
免疫細胞の働きを助ける
世界中の穀倉地帯から直輸入した種子類から小鳥の食事の基本となるアワ、ヒエ、キビ、カナリーシードに加えてセキセイインコが故郷のオーストラリアで食べているオーツ麦をブレンドした皮むきシード。
この皮むきシードは、天然素材サプリメントバイオフラベックス(オレンジフラボノイド&有機酸)を配合しているのが特徴。
さらに、パワーグリーンも配合して栄養素を補充し、皮付きシードに比べて栄養素の損失が気になるところをカバーしています。
次の章では、主食がシードの場合にプラスしたい補助食(副食)について見ていきましょう。
補助食におすすめの餌(副食)

主食がシードの場合、ビタミンやミネラルが不足しがちなため、以下を適量取り入れることで栄養バランスが整いやすくなります。
与えすぎには注意し、 あくまで 「補助」 として使いましょう。
野菜・果物
セキセイインコには、ビタミン補給として野菜や果物を与えることも大切です。
野菜は、小松菜やニンジンなどの緑黄色野菜、果物はりんごやバナナなどがおすすめです。
野菜や果物は、NGなものもあるため種類や量に注意が必要です。
▶セキセイインコにおすすめの野菜や果物とは?【NG食品に注意!】
おやつ
主食や副食を食べていれば栄養的には十分ですが、好みのおやつをあげると食生活の充実感がアップ。
などがあり、おやつは手乗りやお喋りの練習などのときにご褒美として与えるとやる気アップにもつながります。
おやつはコミュニケーションやご褒美として役立つ反面、与えすぎると栄養バランスが崩れる原因になります。以下の記事も参考にしてください。
▶セキセイインコにおすすめの市販おやつ6選!【手作りもできる!】
カルシウム飼料
カルシウム飼料は
があり、シードだけでは不足しがちな 「カルシウム」 を補うことができます。
特にボレー粉は、セキセイインコがついばみやすくカルシウムを補うのに効果的です。
とはいえ、ボレー粉は必ず必要とは限らず、状況によって判断が必要になります。
ボレー粉が本当に必要なのか迷う方は、必要性や与え方をまとめた以下の記事も参考にしてください。
▶セキセイインコにボレー粉は必要?正しい与え方と食べないときの対処法
サプリメント
サプリメントは
という場合に与えます。
などがあり、シード食で不足しがちな栄養を補うのに最適です。
また、乳酸菌はシード食だけでなく、ペレット食の場合にもおすすめのサプリメントです。
まとめ : 栄養バランスの整った餌でセキセイインコの健康を守ろう!
セキセイインコにおすすめの餌について紹介してきました。
セキセイインコの餌は、以下の考え方が基本です。
- 主食はペレットまたはシード
- 副食はあくまで補助
- 迷ったら併用からスタート
栄養バランスの整った餌で、セキセイインコの健康を守っていきましょう。
なお、新しい餌に切り替えた際、一時的に食べなくなることもあります。
もし 「まったく食べない」 「どう対処すればいいかわからない」 と不安な場合は、以下の記事も参考にしてみてください。



