セキセイインコのケージの底網(フン切網)って、洗うのが大変じゃありませんか?
硬くなってこびりついたフンはブラシでこすってもなかなか落ちてくれません。
そもそも雛や幼鳥のうちは底網(フン切網)を使わないし、成長しても別に使わなくていいのでは?
と思い、底網(フン切網)をやめて 小鳥用敷材 「バードマット」 だけを敷いてみることに。
小鳥用敷材 「バードマット」 は、天然広葉樹の細かい繊維が汚れをからめてお掃除の手間を軽減。
毎日の敷材はもちろん移動時や幼鳥など、ざまざまな場面で使える商品です。
この商品のおかげで、苦手だった底網(フン切網)の掃除からめでたく解放されることになりました!
というわけで、この記事では 小鳥用敷材 「バードマット」 を使った感想など、メリット・デメリットを含めてレビューしていきます。
- 商品を購入した理由
- 商品の基本情報
- メリット・デメリット
- 口コミ
商品を購入した理由
冒頭でもお伝えしましたが、この商品を購入した理由は
底網(フン切網)を使いたくない
からです。
底網(フン切網)を使わないと当然ですが、底網(フン切網)の掃除も不要。
どうしても底網(フン切網)の掃除から解放されたかったので試してみることに。
商品の基本情報

内容量 | 5L |
原材料 | 広葉樹材(ポプラ) |
原産国 | アメリカ合衆国 |
袋の大きさは
縦約39cm×横約23cm、厚み約7cm。
重さは約670g。
袋を開けると写真のように細かい広葉樹のかけらが入っています。

商品を使って感じたメリット
この商品を使って感じたメリットは、
- 底網(フン切網)を使わなくていい
- 抜けた羽が舞い散りにくい
- さまざまな場面で活用できる
- セキセイインコの足に優しい
- セキセイインコが楽しそう
の5つ。
1つずつ解説しますね。
メリット1.底網(フン切網)を使わなくていい
底網(フン切網)を使わなくていいのは、もはや最大のメリットといえるのではないでしょうか。

セキセイインコは1日に結構な回数のフンをします。そして底網(フン切網)についたフンは、洗う頃には硬くなってこびりついているので、こすってもなかなか落ちません。
なので、この 「底網(フン切網)を洗う」 という手間がなくなるのは、この商品の最大のメリットといえます。
メリット2.抜けた羽や餌殻が舞い散りにくい
「バードマット」 は、抜けた羽や餌殻が舞い散りにくいです。

天然広葉樹は細かい繊維があるため、お手入れの際に底トレイを引き出したときでも羽は舞い散りません。
また、換羽期は抜ける羽が多いので特に舞いやすく、毎日床に大量に落ちていましたが、 「バードマット」 にしてからは床に落ちていることが1日2~3枚程度とかなり減少しました。
全身の羽が抜け、新しい羽に生え変わる生理現象。
メリット3.さまざまな場面で活用できる
「バードマット」 は
- 移動用キャリー
- 雛や幼鳥の時期
- 体調不良のとき
といったさまざまな場面で活用できます。
「バードマット」 に使われている広葉樹は、吸湿性・吸臭性に優れていて、体調不良で軟便や多尿のときにも水分を吸ってくれたり臭いを抑えてくれたりします。
特に雛の時期はフンの水分が多いため、ペットショップではよく雛のケースに敷いていたりします。
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吸水量がどれくらいなのか気になったので、試しに量ってみました。
「バードマット」 1gに水を少しずつ入れていくと、


吸水の限界は3g。


思った以上の吸水力でしたが、写真のとおり吸水前と吸水後の 「バードマット」 の見た目に違いがほぼありません。(肉眼だと色が少しだけ濃くなる感じ)
なので、移動時のキャリーで水がこぼれたときは気づきにくいので注意が必要です。
とはいえ、こぼれた水を吸ってくれるのは、水浸しにならずにすむので安心です。
メリット4.セキセイインコの足に優しい
「バードマット」 は、止まり木から床に着地するときの衝撃をやわらげてくれます。
厚めに敷くことでクッション性を持たせることが可能だからです。

底網(フン切網)は、止まり木からおりたときの 「パンッ」 っていう音が痛そうで 「足に負荷がかかっているのでは?」 と常々思っていました。
また、底網(フン切網)に排泄したばかりのフンが付着していると、セキセイインコが踏んでしまって足が汚れていることもよくありました。
「バードマット」 にしてからは衝撃も少なく足も汚れないため、セキセイインコの足への心配が一切なくなりました。
商品のデメリット
「バードマット」 はあまりデメリットが見当たりませんが、あえて言うなら
- 謎のサークルができる
- 着地したときに若干バードマットが跳ねる
でしょうか。
どういうことか説明しますね。
謎のサークルができる
バードマットにしてみてわかったのですが、セキセイインコは床に結構います。


バードマットをついばんだりウトウトしたり、
「床めっちゃ好きじゃん!」 と思うほど床で何かしています。
そのせいか、 「バードマット」 が一部だけなくなるという謎のサークルができあがっています。

サークル自体は、バードマットを寄せたり新しく足したりすれば良いだけですが、サークルの部分にフンをすると底トレイが汚れます。
対策として、底トレイに新聞紙などを敷いてからバードマットを敷きつめると、底トレイが汚れないのでおすすめです。
着地した衝撃で若干バードマットが跳ねる
止まり木から床に着地したときに若干 「バードマット」 が飛び跳ねます。1かけら程度ですが…。
高い位置の止まり木から着地したときの方が衝撃も大きいので、ケージの網から飛び出ることもたまにあります。
気になるなら、
- バードマットの量を少なくする
- 止まり木を低めに設置して衝撃を和らげる
と良いです。
商品の口コミ
「バードマット」 の投稿です。まずは良い投稿から。
いつもはチモシーだけど今日はバードマット(ケチって薄めに敷いてる🤣)
— ことりとりとり🐤 (@QfW2pqJ9MuEqVV8) April 14, 2023
探してる探してる🐤
その間にお買い物🚗#インコ pic.twitter.com/BwbMHx5OtN
楽しそうについばんでいます。状況によって敷く量を調節できるのも良いですね。
2号が1号のくちばし回り羽繕いしてあげてる🥹✨✨✨
— ちゅるり (@mikasyon1228) December 22, 2023
1号のスロートスポット(口元のポッチ)もはっきり出てきたねぇ
敷いてあるバードマットの木材をカジカジするようになったのでまだ食べられないけど練習に粟穂を入れてあげた☺️ pic.twitter.com/0n7HsAFZ5l
雛にも使える安全な材質なのも嬉しいところ。
バードマット買ってみた あずきちゃんの水便が多くて匂いが気になるので網の下のトレーに入れて様子見る pic.twitter.com/fHQ3az7K7Y
— 川嘘 (@kawausonatine) August 1, 2025
水分が多いフンや臭い対策に使えるのもいいですよね。
次に、デメリットを言っている投稿です。
ケージの床材いろいろ試しているのですが、やっぱり白のバードシートが一番よいかも🤔バードマットは確かに掃除がしやすいし吸湿性もあるけど、💩が見えづらいのはデメリットでもある😌 pic.twitter.com/f6Aavi3Kll
— Saku 𓅪 (@Omochi_Ramune) June 23, 2023
「フンが見えづらい」 というものです。
健康観察のためにフンの状態をしっかり見たい方は、フンが見えづらいと感じるかもしれませんね。

もし気になるなら、「バードマット」 を薄めに敷くなど量を調節すると見えやすいですよ。
自分が得られたベネフィット(まとめ)
この記事では 小鳥用敷材 「バードマット」 をレビューしました。
この商品は、毎日のお世話でありがちな
- 汚れや羽の舞い散り問題
- 臭いや湿気問題
などに対応できる実用性と、
- 移動時
- 雛や幼鳥
といった、さまざまな場面で使える汎用性を兼ね備えたバランスのいい商品だと感じました。
さらに、底網(フン切網)も不要で掃除の手間も省け、浮いた時間を違うことに使えるようになったことが何より嬉しかったです。