「セキセイインコって、どんな性格なの?」
「本当におしゃべりするの?」
「初心者でも飼える?」
セキセイインコを飼ってみたいならわいてくる疑問ですよね。
セキセイインコは、人になつきやすく飼いやすいと言われますが、その一方で、鳴き声や温度管理など、飼う前に知っておきたいこともあります。
この記事では次のことを解説。
実際に飼ったからこそわかった特徴もまとめています。
これからお迎えを考えている方はぜひ参考にしてみてください。
セキセイインコってどんな鳥?
セキセイインコは見た目の可愛いらしさからも、世界中でペットとして親しまれています。
まずは、セキセイインコがどんな鳥なのか見ていきましょう。
オーストラリア原産の小型インコ
セキセイインコはオーストラリアの乾燥地帯に生息する鳥です。
野生では大きな群れを作って生活しており、仲間同士で鳴き声を交わしながら行動しています。
というように、インコの中では比較的小型です。
野生での暮らしをもっと詳しく知りたい方は、以下の記事でも解説していますので参考にしてください。
▶セキセイインコの野生での暮らし|食べ物や寿命、飼育下との違いを解説
羽色のバリエーションが豊富
セキセイインコの魅力のひとつが、バリエーション豊富な羽色です。
野生ではグリーン系が中心ですが、飼育下では品種改良により、
といったカラーのセキセイインコが登場するように。
同じセキセイインコでもカラーによって見た目の印象が大きく異なるため、自分好みのカラーを探す楽しみもあります。
羽色や品種の違いについては、以下の記事で詳しく解説しています。
▶【写真つき】セキセイインコの種類14選!初心者におすすめの種類とは?
世界中で愛されている人気のペット
セキセイインコは、その愛らしい見た目や人になつきやすい性格から、世界中でペットとして親しまれています。
日本でも初心者からベテランまで幅広い層に人気があり、ペットショップやブリーダーで見かける機会も多い鳥です。
というのも人気の理由のひとつ。
長く一緒に暮らせるパートナーとして多くの家庭で愛されいます。
セキセイインコの特徴

セキセイインコにはたくさんの魅力があります。
ここでは、特に知っておきたい代表的な特徴を紹介します。
小柄で飼育スペースを確保しやすい
セキセイインコは体長18〜23cmほど、体重30〜40gほどの小型のインコです。
大型インコほど広い飼育スペースを必要としないため、一般的な家庭でもお迎えしやすい鳥といえます。
もちろん、十分な広さのケージや毎日の放鳥は必要ですが、比較的コンパクトなスペースで飼育できることも人気の理由のひとつです。
人になつきやすくコミュニケーションを楽しめる
セキセイインコは人になつきやすい鳥として知られています。
毎日声をかけたり放鳥中に一緒に遊んだりすることで、飼い主さんとの信頼関係を築いていきます。
慣れた個体は手や肩に乗ってきたり、自分から近づいてきたりすることもあります。
また、見た目以上に賢く、人の顔や声を覚える能力にも優れています。
セキセイインコの知能については、以下の記事で詳しく解説しています。
▶セキセイインコの知能はどれくらい?賢さがわかる行動例や飼育のコツ&注意点
好奇心旺盛で活発に遊ぶ
セキセイインコはとても好奇心旺盛。
放鳥中は部屋の中を飛び回ったり、おもちゃで遊んだりして楽しみます。
新しいものに興味を示す反面、警戒心を持つこともあるため、無理に近づけるのではなく少しずつ慣らしていくことが大切です。
「お喋り」 や 「ものまね」 が得意
セキセイインコは、お喋りを覚える鳥としても有名です。
特にオスは言葉や音を覚えやすい傾向があります。
ただし、すべての個体がおしゃべりを覚えるわけではなく、性格や環境によって差があります。
どのくらいの確率でしゃべるのかについては、以下の記事で詳しく解説しています。
▶セキセイインコが喋る確率はどのくらい?喋る理由や練習方法も合わせて解説!
寿命が長く家族として長く付き合える
セキセイインコの寿命は一般的に5〜10年程度です。
近年は飼育環境や医療の進歩により、10年以上生きる個体も珍しくありません。
小さな鳥ですが、一緒に過ごす期間は意外と長いため、最後まで責任を持って飼育する覚悟が必要です。
また、セキセイインコは年齢によって見た目や行動にも変化が見られます。
年齢の見分け方については、以下の記事を参考にしてみてください。
セキセイインコの性格
セキセイインコは人とのコミュニケーションを楽しむ鳥として知られています。
ここでは、セキセイインコの性格について詳しく見ていきましょう。
オスはおしゃべり好きで甘えん坊な傾向
オスは比較的人になつきやすく、お喋りを覚えやすい傾向があります。
飼い主さんとのコミュニケーションを好み、自分から近づいてきたり肩や手に乗って甘えたりする個体もいます。
また、お喋りやものまねをするセキセイインコの多くはオスです。
「たくさん触れ合いたい」 「お喋りを楽しみたい」 という方には、オスが向いています。
メスは自立心が強い傾向
メスはオスに比べて自立心が強く、自分のペースを大切にする傾向があります。
ベタベタ甘えるというよりは、適度な距離感を保ちながら飼い主と関わる個体が多い印象です。
また、発情期には縄張り意識が強くなったり、気が強く見えたりすることもあります。
ただし、慣れれば十分になつきますし、メスだから人に懐かないというわけではありません。
性格には個体差もある
オスとメスで性格の傾向はありますが、すべての個体に当てはまるわけではありません。
同じ性別でも活発な子やおとなしい子がいるなど、一羽ごとに個性があります。
※実際に飼育してわかった性格の違いについては、後ほど詳しく紹介します。
オスとメスの見分け方について知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
セキセイインコの鳴き声の特徴
セキセイインコは「おしゃべりな鳥」というイメージがありますが、実際の鳴き声はどのようなものなのでしょうか。
鳴き声の大きさや種類には個体差がありますが、普段のさえずりから呼び鳴きまで、さまざまな声で気持ちを表現します。
ここでは、セキセイインコの鳴き声の特徴について見ていきましょう。
普段の鳴き声は比較的小さい
セキセイインコは普段、優しい声でさえずります。
機嫌が良いときやリラックスしているときには、長くおしゃべりするように鳴き続けることもあります。
大型インコのような迫力のある鳴き声ではなく、比較的高くて軽い声が特徴です。
呼び鳴きや発情期は大きな声を出すこともある
普段は穏やかな鳴き声ですが、状況によっては大きな声を出すことがあります。
代表的なのが 「呼び鳴き」 です。
飼い主さんの姿が見えなくなったときや、ひとりで不安を感じたときに、大きな声で鳴いて呼ぶことがあります。
また、発情期になると興奮して鳴く回数が増えたり、普段より大きな声を出したりすることもあります。
鳴き方には個体差があり、ほとんど呼び鳴きをしない子もいれば、よく鳴く子もいます。
鳴き声には気持ちが表れている
セキセイインコは鳴き声を使ってさまざまな気持ちを伝えています。
たとえば、
など、鳴き方によって意味が異なります。
鳴き声を観察していると、そのときの気持ちや体調の変化に気づけることもあります。
鳴き声の種類や意味について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
▶セキセイインコの鳴き声の意味一覧|鳴き方でわかる気持ちや注意サイン
実際に10年以上飼ってわかったセキセイインコの特徴

セキセイインコを10年以上飼育してきて感じるのは、本や図鑑だけではわからない魅力や個性がたくさんあるということです。
ここでは、長く一緒に暮らしてきた中で特に印象に残っている特徴を紹介します。
床で遊ぶ
我が家のポフくんは、床で遊ぶのが好きです。
何をしているのか観察してみると、床材をついばんだりケージの隅でウトウト寝ていたり。
一日の中でも必ず必ず床で遊ぶ時間帯があります。
ケージを買うとフン切網が当たり前についてくるけど、セキセイインコにとっては邪魔なんじゃないかとさえ思いましたね。
思った以上に感情豊かで繊細
セキセイインコは思った以上に感情が豊かで繊細です。
嬉しいときは楽しそうにさえずったり近くに寄ってきたり、怖いときは暴れたり機嫌が悪いときは距離を取ったりと本当に感情が豊かで繊細。
長く一緒に暮らしていると、 「今は機嫌が悪そうだな」 「怖がっているな」 と、表情やしぐさから気持ちがわかるようになります。
穏やかそうに見えて意外と短気
セキセイインコは穏やかそうに見えて意外と気が短い一面があります。
おやつを見せたときにすぐあげないと、ソワソワして早く食わせろと言わんばかりに怒って態度に表します。
ポフくんは、イライラすると必ずブランコをくちばしでつつきます。
性格は一羽ごとにまったく違う
気が短い一面があるとはいえ、普段の性格は個体によってさまざまです。
ポフくんのように警戒心が強くて怖がり、などなど。
一羽ごとにまったく性格が違うのもセキセイインコの魅力と言えます。

十人十色ならぬ、十鳥十色ですね(笑)
「いい匂い」 に癒やされる
セキセイインコを飼うまで知らなかったのですが、体臭はほとんどなくむしろほんのりバターのような香ばしい優しい匂いがします。
匂いの感じ方には個人差がありますが、飼い主さんの間では 「お日さまの匂い」 「おもちのような匂い」「香ばしい匂い」 などと表現されることもあります。
実際に10年以上飼育してきましたが、不快な体臭を感じたことはほとんどありません。
近くで羽の匂いを感じるたびに癒やされます。
いちばんお世話している人をいちばん好きになるとは限らない
セキセイインコは記憶力が良く、毎日接している人の顔や声を覚えます。
そして、おそらくセキセイインコなりに好きの度合いを決めています。
我が家でいちばんお世話しているのはわたしなのですが、いつの頃からか息子が一番好かれている模様。
実際、息子が部屋からいなくなるとずっと 「呼び鳴き」 し続け、戻ってくると満足げに鳴きやみます。

いちばんお世話してるからといって、いちばん好かれるわけでもないみたいです。悲しい事実です…。
セキセイインコを飼う前に知っておきたいこと
セキセイインコを飼ってから 「こんなはずじゃなかった…」 と後悔しないためには、注意点を事前に知っておくことも重要です。
毎日のお世話で必要なこと
セキセイインコには毎日のお世話が欠かせません。
主なお世話は、
などです。
犬の散歩のような負担はありませんが、毎日まったく世話をしなくてよいわけではありません。
また、病気を隠す習性があるため、小さな変化に気づけるよう普段から様子を観察することも大切です。
鳴き声や生活音への理解が必要
セキセイインコは大型インコに比べて鳴き声は小さいものの、機嫌が良いときはさえずったり飼い主さんを呼ぶために大きな声で鳴くこともあります。
また、ケージ内でおもちゃをつついたり、止まり木を移動したりする生活音も発生します。
集合住宅の場合、早朝や夜の鳴き声が気になるかもしれないという点には理解が必要です。
留守番できるものの、環境づくりが大切
セキセイインコは日中の留守番ができる鳥です。
実際、仕事や学校などで家を空ける場合でも元気に暮らしています。
とはいえ、環境の影響を受けやすいため、留守番中の安全対策は欠かせません。
たとえば、
などが必要です。
具体的なポイントや注意点などは、以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてみてください。
▶セキセイインコを安全に留守番させる7つのポイント【基本は一泊まで】
健康を守るために温度管理が欠かせない
セキセイインコを飼ううえで、特に重要なのが温度管理です。
セキセイインコは急激な寒暖差が苦手で体が小さく気温の影響を受けやすいため、適切な温度管理が欠かせません。
特に雛や体調を崩している個体、高齢の個体は温度の影響を受けやすいため注意が必要です。
夏は熱中症対策、冬は保温対策を行い、一年を通して快適な環境を維持することが健康管理につながります。
適正温度の基本や注意点などは、以下の記事で詳しく解説しています。
▶セキセイインコの温度管理|一年を通した適正温度の基本と注意点

以上のことを踏まえて、自分に合っているかも考えることが大切です。
セキセイインコは初心者にも飼いやすい鳥ですが、メリットだけでなく大変な面も理解しておくことで、飼ってからの後悔を減らすことができます。
以下の記事で、飼育の本音を正直にお伝えしていますので参考にしてみてください。
▶セキセイインコを飼うのは大変?実際に飼ってわかった飼育のリアル
まとめ : セキセイインコの特徴を理解してお迎えを検討しよう!
セキセイインコは小さくて飼いやすく、人になつきやすい人気のインコです。
一方で、鳴き声や温度管理、毎日のお世話など、飼う前に知っておきたい注意点もあります。
実際、10年以上飼育していると、意外な特徴に驚いたり思っていたのと違うと感じたこともありました。
ですが、セキセイインコは小さな体からは想像できないほど多くの癒やしや楽しさを与えてくれます。
特徴や注意点を理解しておけばギャップにも苦しまず楽しく飼うことができます。
記事を参考にお迎えを検討してみてください。



